地震の建物被害 岩手の小中学校で10件 シャッター破損など

2025/12/10 21:36 

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 青森県東方沖を震源とする8日深夜に発生した地震で、岩手県は10日、県内の小中学校の施設10件の被害が判明したと発表した。

 県によると、山形小(久慈市)は校舎の壁に複数の亀裂が入った。平舘高(八幡平市)はボイラーの配管に亀裂が見つかった。福岡高(二戸市)は屋内練習場のシャッターが破損した。伊保内高(九戸村)は体育館通路の壁にひびが入った。

 学校施設以外でも、震度5強を観測した軽米町で、農業関係の研修施設・上野場営農研修館が全壊するなど2棟の建物被害があった。八幡平市の放課後児童クラブや盛岡市の訪問介護事業所など福祉施設・事業所でも計8カ所の建物被害を確認した。【山田英之】

毎日新聞

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