関学大と立命大が甲子園球場で練習 アメフト甲子園ボウル前に

2025/12/11 17:50 

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 14日に開催されるアメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝「ファミリーマート杯 第80回毎日甲子園ボウル」に出場する関学大(関西1位)と立命大(関西2位)が11日、試合会場の阪神甲子園球場で練習し、グラウンドの感触を確かめた。

 両校が顔を合わせるのは、秋の関西学生リーグ最終戦以来。最終戦は関学大が立命大に24―3で勝ち、リーグ優勝を決めた。

 最多を更新する35回目の優勝を目指す関学大は午前中に練習した。OL紅本(くれもと)隆成選手(4年)は「雰囲気もプレーの完成度もまだ100%の状態ではない部分がある」と気を引き締め、「特に普段とやることは変えず、攻守で圧倒的なプレーをしたい」と意気込みを語った。

 連覇を狙う立命大は、午後の練習に入った。QB竹田剛選手(4年)は関学大との前回の試合について、「パスを渡せずに苦しくなり、自分のランが止められる負の循環があった」と反省。「一球一球を精度良く投げることにこだわっていきたい」と話した。

 全日本大学選手権は、昨年から関東と関西の出場枠が1から3に増え、毎日甲子園ボウルで関西勢同士が初めてぶつかる。【吉川雄飛】

毎日新聞

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