俳優・清水尋也被告に執行猶予付き有罪判決 大麻所持の罪 東京地裁

2025/12/19 10:01 

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 自宅で大麻を所持したとして麻薬取締法違反に問われた俳優の清水尋也被告(26)に対し、東京地裁(宮田祥次裁判官)は19日、拘禁刑1年、執行猶予3年(求刑・拘禁刑1年)の有罪判決を言い渡した。清水被告は8日の初公判で「リラックスのために使っていた」と起訴内容を認めていた。

 起訴状によると、清水被告は9月3日、東京都杉並区の自宅で乾燥大麻約0・4グラムを所持したとされる。

 検察側は公判で、20歳の時に、語学留学先の米国で友人から勧められて大麻を使用し、帰国後も知人に依頼して密売人から大麻を入手していたと指摘した。弁護側は、深く反省しているとして、執行猶予付きの判決を求めていた。

 清水被告は被告人質問で「仕事柄、精神的負担を強く感じていた。たくさんの人から期待されている気持ちを裏切ってしまい、後悔しても、しきれない」と謝罪。俳優復帰の意思について、「役者はたくさんの人の支えや協力で成立している。周りの人と相談して決めたい」と述べていた。

 清水被告は2012年に映画「震動」で俳優としてデビュー。NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」などに出演した。【安達恒太郎】

毎日新聞

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