金色のたてがみで、飛躍の年に 生産量日本一の「けん玉のまち」

2025/12/22 07:45 

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 競技用けん玉の生産量日本一を誇る山形県長井市の「山形工房」で来年のえと「丙午(ひのえうま)」にちなみ、馬のデザインが描かれたけん玉の製作が最盛期を迎えている。

 同市は条例でけん玉を「市技」と定めており、「けん玉のまち」として知られている。競技だけでなく正月の縁起物としても親しんでもらおうと、同工房は2011年のえとのけん玉から作り始めた。

 来年は飛躍の年になるよう、金色のたてがみを持つ白馬をイメージし、黄色と白の色合いで描いたという。「けん玉は頭と身体を使うので、健康作りに役立つ。健やかな新年を迎えてほしい」と梅津雄治社長は話す。

 同工房ではえとのけん玉を来年1月上旬までに1000個以上生産予定。オンラインショップなどで2980円(税抜き)で販売している。【竹内幹】

毎日新聞

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