自転車「青切符」、導入2週間で47件 一時不停止が8割 兵庫

2026/04/22 13:45 

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 自転車の交通違反に反則金を納めさせる「青切符」について、兵庫県警は1日の導入から14日までに速報値で47件が交付されたと明らかにした。うち一時不停止が37件と約8割を占めている。県内ではもともと自転車側の過失が重い事故の原因のトップでもあり、事故防止に向けて県警は青切符の周知徹底に力を入れている。

 自転車の青切符は16歳以上の運転者が無灯火や傘差し運転、2人乗りなど比較的軽微な113種類の違反をした場合に交付され、3000~1万2000円の反則金を支払わなければならない。

 県警交通企画課によると47件の内訳は一時不停止のほか、信号無視4件▽スマートフォンなどで通話したり、画面を見つめたりしながらの運転3件▽遮断踏切侵入2件▽2人乗り1件――だった。

 スマホを使用した「ながら運転」や、イヤホン装着と一時不停止など二つ以上の違反が重なった運転は即青切符になる。違反をしているのに警察官の指導・警告に従わない場合も対象。一時停止の場所で警察官から「止まって」と呼び止められても無視して、走行を続けた場合などだ。

 一時不停止は自転車事故の主要な原因となっている。県内で2025年に起きた事故のうち、自転車側が過失が重い第一当事者になった事故は1185件。そのうち一時不停止による事故は256件と原因の最多を占める。歩道通行や右側通行などの通行区分違反は52件、信号無視は50件などとなっている。いずれの違反も青切符の対象だ。

 同課の塩崎泰隆次席は「一時停止に気づかなかったり、自動車だけが対象と誤解していたりするケースもあるのではないか。ルールを守って安全に自転車に乗ってほしい」と話している。【前田優菜】

毎日新聞

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