ドジャースの佐々木朗希投手ら、石破首相を表敬訪問 意気込み語る

2025/03/14 12:06 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 石破茂首相は14日、米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手と球団オーナーのマーク・ウォルター氏の表敬訪問を首相官邸で受けた。

 ドジャースの選手らは、東京ドームで開かれるカブスとの開幕シリーズのため、13日に来日。1月に入団発表した佐々木投手は「ドジャースの一員として東京でプレーできることをうれしく思っています」と語った。

 佐々木選手からプレゼントされたサイン入りのキャップをかぶった首相は「大谷(翔平)選手をはじめドジャースの選手たちの活躍に多くの日本人が勇気づけられ、心躍らされた」と述べ、昨季のワールドシリーズ制覇に祝意を示した。そのうえで「チームワークの素晴らしさや常に頂点を目指す姿は、子供たちに夢と希望を与える。選手の姿を間近で見ることができるのはとても貴重な機会だ」と述べ、開幕シリーズに期待感を示した。

 表敬訪問には2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も同席。首相は「無理やりこじつけると、この(ミャクミャクの)青はドジャースのチームカラーと同じだ。チームの皆様にも万博をぜひ宣伝して広める機会にしていただければとてもありがたい」と述べ、万博のPRにも余念がなかった。

 佐々木投手は表敬後、記者団に「チームに貢献できるように、自分のできることを精いっぱいやりたい」と今季への意気込みを語った。【園部仁史】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>