フィギュア・競技会デビューの「いくこう」 RDは62.01点

2025/10/05 16:32 

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 フィギュアスケートで今季からアイスダンスカップルを結成した櫛田育良選手(木下アカデミー)、島田高志郎選手(木下グループ)組が競技会デビューを果たした「クリス・リード杯」(9月23日、長野県軽井沢町)の結果が5日、ウェブで公表された。リズムダンス(RD)を滑った2人は62・01点だった。

 リフトでレベル4を獲得するなど各要素による技術点は37・40点。表現面などを評価する演技構成点は26・61点だった。単純比較はできないが、昨年の全日本選手権RDでは3位相当の得点となった。

 RDはシーズンごとにテーマやリズム、使用楽曲が指定されており、今季は「1990年代の音楽、ダンス・スタイル、フィーリング」。「いくこう」の2人は、SM―Traxの「Got the Groove/Show Me Something Special」を滑った。

 「クリス・リード杯」は「いくこう」のコーチでもあるキャシー・リードさんの弟で、アイスダンス選手として2010年バンクーバーから3大会連続で冬季オリンピックに出場し、20年に急逝したクリス・リードさんの功績をたたえて22年から開催。大会ルールにより、採点は後日発表される形式となっていた。【倉沢仁志】

毎日新聞

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