帰ってきた元西武・呉念庭 台湾の首位打者が挑むWBC日本戦
野球の世界一を決める第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が5日、開幕した。日本代表「侍ジャパン」が6日の初戦で対戦する台湾代表には、日本戦を心待ちにしている選手がいる。
「こうして帰ってこれて、日本のファンに元気な姿を見せたいなって思います」
そう語るのは、2016~23年にプロ野球・西武でプレーした内野手の呉念庭(ウー・ネンティン)選手(32)だ。高校から日本に野球留学し、岡山・共生高、第一工大を経て16年にドラフト7位で西武入団。西武時代は打席に入る際、ファンが「ウー」と声援を送る独特の応援スタイルで人気を集めた。通算382試合で打率2割2分4厘、16本塁打、108打点の成績を残した。
24年に台湾に戻り、現在は台湾プロ野球で活躍。昨季は首位打者に輝き、台湾を代表する選手となった。「やることは変わらない。次のバッターにしっかりつないで良い影響を与えたい」と冷静に語る。
台湾は24年11月の国際大会「プレミア12」の決勝で、2連覇を狙った日本を破って初優勝を果たした。5日のオーストラリア戦は敗れたものの、6日は激戦も予想される。呉選手は「相手も自分たちもお互いを分かっている。すごく期待しながら対戦したい」と表情を引き締める。
日本代表の源田壮亮選手ら西武時代のチームメートには「早く会いたい。すごくワクワクしています」。背番号は西武時代と同じ「39」。大舞台で成長ぶりを示せるか。【牧野大輔】
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