続々と好カード、注目校の対戦相手は センバツ組み合わせ決まる
第98回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が6日、大阪市内であり、好カードが続々と決まった。
「名門復活」を目指す帝京(東京)は、大会初日の開幕試合を引き当てた。対戦するのは史上5校目の「夏春連覇」を狙う沖縄尚学(沖縄)。帝京の池田大和主将(2年)は「感謝の気持ちを忘れず、自分たちの野球をするだけ。校歌を歌う姿を届けたい」と健闘を誓った。
帝京は16年ぶり15回目の出場。前田三夫前監督(76)=現名誉監督=の下、春に14回、夏は12回出場し、1989年夏と92年春、95年夏に全国制覇を遂げた。2011年夏を最後に甲子園から遠ざかっていたものの、昨秋の都大会は伝統の強打を発揮し、昨夏の甲子園で準優勝した日大三などの強豪校を退け、センバツ切符をつかんだ。
帝京OBで21年からチームを率いる金田優哉監督(40)は、高校2年の夏に甲子園でベンチ入りした経験を持つが、監督として初の甲子園に挑む。「いよいよ来た」と気を引き締め、沖縄尚学について「日本一のチームで日本一の投手がいる。初回からマックスの力で戦う帝京の野球ができれば勝機はある」と語った。
沖縄尚学は、昨秋の九州大会は準々決勝で敗退も、九州地区の出場枠4枠が「神宮大会枠」で1増となり9回目の出場をつかんだ。センバツは1999年、2008年の2回頂点に立つなど相性はいい。
比嘉公也監督は「開幕試合は慌ただしいので、初回の入り方に気をつけたい」と気を引き締め、山川大雅(たいが)主将(2年)は「(夏春連覇の)プレッシャーは感じません。自分たちのやってきたことを甲子園で発揮したい」と闘志を燃やす。
21世紀枠の2校は、長崎西(長崎)が大会第2日の第1試合で滋賀学園(滋賀)と、高知農(高知)が第3日の第2試合で日本文理(新潟)とそれぞれ対戦する。21世紀枠選出校として11年ぶりとなる一般選考枠出場校からの白星を目指す。
選手宣誓は北照(北海道)の手代森煌斗(てしろもりきらと)主将(2年)に決まった。出場校全32校の主将が順番にくじを引き、最後に残ったくじで大役を引き当てた。
5日のキャプテントークでは、ただ一人選手宣誓を希望していたといい、手代森主将は「甲子園の神様が見ていてくれた。一生に一度あるかないかの機会なので頑張りたい」と意気込んだ。宣誓文についてはこれから監督やチームメートらと相談して決めるが「たくさんの方々に支えてもらっている。その感謝の思いを込めたい」と語った。【古瀬弘治、中田博維、岡崎英遠】
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