崎陽軒しょうゆ入れ「ひょうちゃん」誕生70周年で限定商品 金色も

2025/01/23 06:45 

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 崎陽軒(横浜市西区)の看板商品「昔ながらのシウマイ」などに入っている、しょうゆ入れ「ひょうちゃん」が1月に誕生70周年を迎えた。同社は古希を祝って、特別仕様の絵柄(大小計98種類)のひょうちゃんが入った商品を23日から販売する。わずかな確率で金色のひょうちゃんも混ざっている。何が入っているか箱を開けてのお楽しみだ。

 ひょうちゃんはシューマイの箱に入った磁器製のひょうたん型しょうゆ入れ。以前は無地だったが、1955年に漫画家の故・横山隆一さんが「目鼻をつけてあげよう」と提案してひょうちゃんが生まれた。現在は48種の絵柄がある。

 今回、幸福を招くとされる縁起物の打ち出の小づちや、ひょうちゃんが笑ったり舌を出したりしている愛らしい表情が描かれている。「昔ながらのシウマイ」と「特製シウマイ」に入っている。

 10年前の還暦に同様の企画をした際は、全種を集めようとするファンもいた。同社の担当者は「金色が入っている割合は社員も知らない。どんなひょうちゃんに会えるのかも楽しんでいただけたら」と話している。【柿崎誠】

毎日新聞

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