<1分で解説>コメ輸出量、目標に遠く及ばず…鈴木農相の受け止めは

2026/02/04 14:30 

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 農林水産省によると、2025年のコメやパックご飯、米粉などの輸出額が159億200万円(4万8192トン)となり、金額も数量も過去最多を更新しました。日本食の人気や円安が追い風になったとみられますが、政府が目指す30年の目標にはまだ遠い状況です。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「コメの輸出が過去最多」を解説します。

Q コメの輸出が過去最多って聞いたよ。どれくらい増えたの?

A 2025年のコメやパックご飯、米粉などの輸出額は159億200万円、数量は4万8192トンで、どちらも過去最多です。24年は輸出額は約136億円、数量は4万6472トンでした。

Q なぜ増えたのかな。

A 日本食の人気が海外で高まっていることや、円安で日本のコメが買いやすくなったことが主な理由です。

Q 政府はどんな目標を立てているの?

A 政府は「食料・農業・農村基本計画」で、30年までに輸出額922億円、数量35万3000トンを目指しています。25年の実績は、金額で目標の17.2%、数量で13.6%にとどまっています。

Q 鈴木憲和農相は何かコメントしたの?

A 鈴木農相は「政府が前面に立って(日系以外の)現地系商流への販路の開拓ができれば、私としては十分達成可能だと考えている」と話し、目標を見直さない考えを示しました。

Q コメの生産量も増やす計画なんだっけ。

A 政府はコメの生産量を23年の791万トンから30年に818万トンに増やす目標も立てています。

Q 計画通りいくのかな。

A 輸出が増えないと、人口減少で国内のコメ需要が減る分をカバーできず、増産の実現が難しくなります。政府は需要がなければコメの減産も考えています。

毎日新聞

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