イスラエルとハマスの停戦が発効 人質リスト巡り、予定の3時間遅れ

2025/01/19 18:25 

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 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘を巡り、現地の19日午前11時15分(日本時間午後6時15分)に停戦が発効した。イスラエル首相府が発表した。ハマス側から解放される人質のリストの受け渡しがもめたことで、19日午前8時半(日本時間午後3時半)に予定された発効は約3時間遅れた。

 停戦発効を前に、ハマスは19日、この日に解放予定だとする人質3人の氏名と年齢を公表した。24~31歳で、いずれも女性とみられる。

 イスラエル側は、停戦発効前の19日午前中は「ハマスがリストを提出するまでは停戦を開始しない」との方針を示し、ガザ地区への作戦を継続した。一方、ガザの避難住民たちは先んじて各地の自宅への帰還を始めていた。

 15日に発表された停戦合意では、ガザ地区で19日午前8時半に停戦が発効し、ハマスとイスラエル軍の間で42日間(6週間)、戦闘を停止する予定になっている。ハマス側は人質のうち計33人を解放する約束だ。【松岡大地(エルサレム)、松本紫帆】

毎日新聞

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