米国とイラン 核開発巡る協議、継続で合意 現地報道
イランの核開発を巡る米国とイランの高官による協議が12日、オマーンで開かれ、両国は翌週も協議を継続することで合意した。イランメディアが報じた。協議は「建設的な雰囲気」で実施されたという。
報道によると、協議には米国のウィットコフ中東担当特使とイランのアラグチ外相が参加し、イランの核開発や経済制裁の解除などについて双方の立場を表明した。協議は約2時間半に及び、終了間際には両氏がオマーンのバドル外相の前で直接、言葉を交わしたという。
イラン側は武力行使の可能性も示唆するトランプ政権に対し、大きな不信感を抱いていた。米国の圧力下で交渉に臨むことにも拒否感が強く、外務省のバガイ報道官は11日、X(ツイッター)への投稿で「我々は協議で相手の意図と決意を見極める」と述べていた。
イランが12日の協議で今後も交渉を続けることを決めたのは、米国に譲歩の余地があると判断したためとみられる。【カイロ金子淳】
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