イラン小学校への攻撃に米軍関与か 児童ら160人超死亡 英報道

2026/03/06 18:31 

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 米国とイスラエルが軍事作戦を行っているイラン南部の小学校で2月28日、女子児童ら多数の犠牲者が出た攻撃があり、ロイター通信は5日、米軍の調査担当者が米軍が関与した可能性が高いとみていると報じた。ただ、最終判断には至っていないという。

 仮に米軍の攻撃による被害と確認されれば、米国内外で批判が強まるのは必至で、イラン国民の反米感情が高まる可能性もある。ヘグセス米国防長官は4日の記者会見で、民間施設は標的にしていないとしつつ、この一件について調査していると述べていた。

 イランメディアなどによると、攻撃があったのは南部ミナブの小学校で、近くには精鋭軍事組織・イラン革命防衛隊の拠点があったとみられている。イラン側によると、当時は授業中で160人以上が死亡した。今月3日には児童らの大規模な葬儀も催された。

 米軍は2001年に始めたアフガニスタンでの戦争で病院などへの誤爆を繰り返し、多数の民間人が死傷した。こうした誤爆は、結果的にアフガン国民の反米感情を高め、米軍の攻撃で一度は政権を追われたイスラム主義組織タリバンが復権する下地になったと指摘されている。【ワシントン松井聡】

毎日新聞

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