薬価0・87%引き下げ方針固まる 診療報酬全体は12年ぶりプラス
2026年度診療報酬改定で、政府は、医薬品の公定価格「薬価」を0・87%引き下げる方針を固めた。医師の技術料や人件費にあたる「本体部分」は3・09%の引き上げが決まっており、全体では2・22%のプラス改定となる。全体のプラス改定は、14年度改定以来、12年ぶりとなる。
診療報酬は公定価格で、「本体部分」と「薬価」で構成され、原則2年に1度見直される。近年は医療費の抑制のために、全体をマイナス改定することを前提に、薬価を市場の実勢価格に合わせて引き下げ、その財源で本体部分を引き上げるのが通例だった。前回の24年度改定では、本体部分を0・88%引き上げる一方、薬価をマイナス1%とし、全体の改定率は0・12%引き下げていた。
26年度改定では、物価高や人件費高騰に対応するため、政府は本体部分の大幅な引き上げを決定。薬価の引き下げを差し引いてもプラス改定になった。24日に片山さつき財務相と上野賢一郎厚生労働相が閣僚折衝し、正式に決定する。【肥沼直寛】
-
立憲・安住氏 原発リプレース「古い原発より安全」 党内で検討へ
立憲民主党の安住淳幹事長は23日の記者会見で、原発のリプレース(建て替え)について「古い原発を使うよりもはるかに安全性が高いということはある。専門家を交えた議…政 治 4時間前 毎日新聞
-
国民・玉木氏、連立入り「模索中」 交渉ネックは「選挙制度」
国民民主党の玉木雄一郎代表は23日、東京都内で講演し、自民党と日本維新の会による連立政権入りについて「政策実現の度合いなどを見定めながら、振る舞いなどを決めて…政 治 4時間前 毎日新聞
-
政府、メガソーラー規制強化へ 自治体の意に沿わぬ開発防ぐ
メガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設を巡り一部で反対運動が起きている問題を受け、政府は23日、新規導入の支援廃止や事業者の監視強化など23項目の対策パッケ…政 治 6時間前 毎日新聞
-
パスポート手数料 18歳以上は7000円、子供6500円引き下げ
茂木敏充外相は23日の記者会見で、パスポート(旅券)の発行手数料を18歳以上の成人で7000円、18歳未満で最大6500円引き下げる案を発表した。2026年1…政 治 8時間前 毎日新聞
-
「赤ちゃんポスト」設置先の医療センター、態勢強化へ 大阪・泉佐野
親が育てられない乳児を匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」設置の準備を進める大阪府泉佐野市の千代松大耕市長は22日記者会見し、設置先の「りんくう総合医療センター…政 治 10時間前 毎日新聞













