高額療養費、年間上限は平均所得層で53万円に 政府の見直し案判明
高額な医療費の患者負担を抑える「高額療養費制度」の政府の見直し案が判明した。患者の負担を軽減するために新たに設ける年間上限額を、平均所得層(年収約370万~約770万円)で53万円とする。一方、月ごとの上限額は現行の約8万円から5700円引き上げる。
見直し案では、2026年8月に、月ごとの上限額をすべての所得区分で引き上げる。支払い能力に応じた負担になるよう、その1年後に所得区分を現行の5区分から13区分に細分化する。
平均所得層から、細分化により新たに設定される「年収約650万~約770万円」の区分では、現行よりも月額上限が約3万円増の約11万円になる。長期療養者の負担を軽減する「多数回該当」は、現行の上限額を据え置く方向だ。
高額療養費制度を巡っては、政府が昨年末にまとめた見直し案に対し、多数回該当の上限額引き上げを中心に患者団体などから反対の声が上がり、見直しを見送った経緯がある。【鈴木理之】
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