山本・群馬知事、高市氏に「国民の声、真摯に」 総裁選は小泉氏支援

2025/10/05 10:56 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 石破茂首相(自民党総裁)の退陣表明に伴い、4日に新総裁に選出された高市早苗前経済安全保障担当相。全国で党員・党友投票も行われ、群馬県内は高市氏がトップで、次点に小泉進次郎農相が続いた。

 県連によると、県内の投票は高市氏、小泉氏、林芳正官房長官、茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保担当相の順。対象は2万2951人で、1万5271票(うち無効票79票)が投じられた。投票率は66・54%で、前回2024年9月の62・67%を上回った。

 高市氏の選出を受け、県連の金井康夫幹事長は「次の時代を託すリーダーと感じた。県内でも幅広い支持が集まり、期待感が高いと思う。多様な意見を取り入れられる柔軟な発想と実行力で、経済再生、地方創生に力を入れてほしい」と話した。

 小泉氏を支援していた山本一太知事もコメントを発表。「高市新総裁とは、私が参議院議員に初当選して以来、長きにわたり親交を重ねてまいりました」とし、以前に自身が配信する動画番組に出演したことを紹介。「政治の安定が国民生活に直結する。地元の声に真摯に耳を傾け、国民の期待に応える政権運営を行っていくことを強く願っている」と求めた。【福田智沙】

毎日新聞

政治

政治一覧>

写真ニュース