<1分で解説>維新「議員定数削減」を優先か 連立協議の行方は?

2025/10/17 15:55 

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 日本維新の会の吉村洋文代表がテレビ番組で「政治改革の本質は議員定数の大幅削減だ」と話し、自民党との連立政権へ向けた政策協議では、企業献金の廃止よりも議員の数を減らすことを優先する考えを示しています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「維新がこだわる議員定数削減とは」を解説します。

Q 維新と自民が政策協議を始めたんだよね。どんな話し合いなの?

A 両党は、維新の連立入りを視野に、政策で合意できるかどうか話し合っています。維新の吉村代表は「政治改革の本質は議員定数の大幅削減だ」と述べ、自民との政策協議では議員の数を減らすことを重視する方針です。

Q 企業・団体献金の禁止についても話し合っているの?

A 自民の裏金事件を受けて、維新は立憲民主党などと一緒に、企業・団体献金の禁止法案を提出しています。吉村代表は、献金禁止についても「できるだけ(自民との溝を)埋めていきたい」と述べました。

Q 定数削減と企業献金廃止、どちらが先に進みそうかな。

A 吉村代表は議員定数削減を優先させる考えです。国会議員の1割減を目標とする議員定数削減について「2025年臨時国会」と成立時期まで明示する一方、企業献金廃止では実施時期を示しませんでした。

Q 自民と維新はいつまでに合意したいの?

A 両党は21日召集予定の臨時国会までに合意を目指しています。

毎日新聞

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