「最初は3人でカラオケへ」職員側が経緯説明 前橋市長ホテル問題
前橋市の小川晶市長が市職員と複数回にわたってホテルを訪れた問題で、相手の市職員の男性が10日、代理人弁護士を通じて「事情説明書」と題した文書を市議会議長らに提出した。「場所の選定に関して私が判断を間違った」と市民と市議会、市職員に謝罪。「市長が公務で最大限のパフォーマンスを発揮できるよう支えたつもりだった」と記した。
説明書は全8ページ。退庁後の打ち合わせを始めたのは2024年5月で、最初はほかの職員と3人でカラオケボックスに行ったと記載。庁舎外の理由は「市長は年齢が若く、議会答弁や対外的な公務の立ち居振る舞いなどに未熟と感じるところがあった」「他の職員が近くにいるところで小言のようなことを申しあげるのははばかられた」などと説明した。
今年1月ごろ、何者かが小川市長の身辺を探っている情報が寄せられたといい、「出入りの際に誰にも会わず、人目を気にせずに話ができる場所として思いついたのがラブホテル」と弁明。「インターネットで調べたら女子会利用などもあると出てきたので、使ってもかまわないと安易に考え、市長に提案した」などと記した。
説明書の提出は「市長が説明すると、部下の私に責任転嫁していると受け取られる恐れがある」のが理由。「私と小川市長との間に男女の関係は一切ありません」と記載した。
この問題で市役所に多くの電話が寄せられていることを受け、小川市長の事務所は10日、コールセンターを開設。平日は午前9時~午後5時、土日は午前10時~午後4時。電話番号は027・255・7700。【加藤栄】
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